キッチンプリンタをサーバー印刷にする(任意)
プリンタが自分でサーバーへ取りに行く方式です。レジの電源が入っていなくても伝票が出ます。既定のままでも印刷はできるので、必要になってから設定してください。印刷方式は店舗ぜんたいの設定なので、レシート側にも影響します。
画面の上で手順をなぞる案内も使えます。ロッキーレジの管理画面「ヘルプ」か、 レジの右上メニューから開けます。
サーバーダイレクトプリント方式(キッチン)。
キッチンプリンタは、プリンタが自分からサーバーへ取りに行く方式にします。端末への証明書配布が不要なぶん、ロッキーレジでURLを発行 → プリンタ本体にURLとIDを入れる → ロッキーレジにも同じIDを登録します。スター精密は本体にIDの欄が無く、IDの代わりにプリンタのMACアドレスをロッキーレジに登録します(スター精密の場合)。
先に確認:B-2 で使う Epson本体(Web Config)の画面の開き方
プリンタと同じネットワークにつないだパソコンやタブレットで、ブラウザのアドレス欄に 06-② で調べたIPアドレス(例 192.168.1.50)をそのまま入力します(管理画面のプリンタ一覧の〔プリンタWEBコンフィグ〕からも開けます)。初回は「保護されていない通信」の警告が出るので〔詳細設定〕→〔アクセスする〕で進みます。ログインを求められたら 06-② の伝票①に印字されたシリアル番号を使います。
開くのは、左上に 「EpsonNet Config for TM-i」 と出ている濃紺の画面です。この画面の左メニューの「Services」の中に 「Server Direct Print」 があるので、そこをクリックすると下の図の設定画面(Services / Server Direct Print)になります。
※ 左メニューは上から Information(Basic・Network)/ Device Admin(Printer)/ Services(ePOS-Print・ePOS-Device・Print Forwarding・Server Direct Print・Status Notification)/ Miscellaneous Settings / System の順に並んでいます。この並びの画面が TM-m30・TM-m30 II-H です。TM-m30 III-H は日本語のタブ画面(情報確認・印刷・ネットワーク…)で場所と文言が別物なので、画面が図と違うときはサポートまでご連絡ください。
- B-1【ロッキーレジ】URLを発行するプリンタの画面の上部で印刷方式を〔サーバーダイレクトプリント〕に切り替え、〔トークン発行〕を押すと、貼り付け用の「SDP URL」が表示されます。発行済みなら〔SDP URL を表示〕から出します。〔トークン再発行〕は押さないでください(押すとURLが変わり、古いURLは約10分後に使えなくなります。いま動いているほかのプリンタもそこで止まるので、全部のプリンタでURLを貼り替えることになります)。〔SDP URL を表示〕が無く「この店舗の URL は表示できません。」と出ているときだけは、〔トークン再発行〕で出し直し、全部のプリンタでURLを貼り替えてください。操作印刷方式を〔サーバーダイレクトプリント〕に切替→〔トークン発行〕または〔SDP URL を表示〕→〔URL をコピー〕

ロッキーレジ:① 印刷方式を〔サーバーダイレクトプリント〕に切替 → ②〔トークン発行〕でURLを発行(発行済みなら〔SDP URL を表示〕) - B-2【プリンタ本体】URLとIDを入れる上で開いた「Services / Server Direct Print」の画面で、次の4か所を上から順に設定します。① いちばん上の「Server Direct Print」を Disable から Enable に変える。② その下の「Server1」の「URL」欄に、B-1でコピーした発行URLをそのまま貼る(Server2・Server3は空のままで構いません)。③ 少し下の「ID」欄に、自分で決めた任意のID(例:kitchen-1)を入れる。★ここを空にすると印刷が動きません。すぐ下の「Password」は空のままで構いません。④ さらに下の「Server Authentication(サーバー認証)」を Disable にする。最後に画面右上の〔Apply & Restart〕を押すと、設定が保存されてプリンタが再起動します。操作「Server Direct Print」を Enable→「Server1」の URL に 発行URL を貼付→「ID」に任意のID(空欄不可。Passwordは空欄のまま)→「Server Authentication」を Disable→右上の〔Apply & Restart〕

Epson本体:Server Direct Print 設定。① 有効 ② URLを貼付 ③ ID(空欄不可)④ Server Authentication=Disable - B-3【ロッキーレジ】同じIDを登録する一覧で対象プリンタの〔編集〕を開き、「SDPデバイスID」にプリンタ本体で入れたIDと同じ値を入力して保存します。操作一覧の〔編集〕→〔SDPデバイスID〕に同じIDを入力 →〔保存〕

ロッキーレジ:プリンタ編集 →「SDPデバイスID(Web Configの「ID」)」に、本体で入れたIDと同じ値を入力
スター精密(mC-Print3)の場合:CloudPRNT
スター精密のプリンタは、Epson の Server Direct Print の代わりに CloudPRNT という機能で伝票を取りに来ます。貼る URL は Epson と同じ SDP URL です。違うのは、プリンタ本体に ID の欄が無いことです。代わりに、プリンタの MAC アドレスをロッキーレジに登録します。上の B-1〜B-3 の代わりに、次の C-1〜C-6 を順に行ってください。
- C-1【プリンタ本体】テスト印字を出して MAC アドレスを読むスター精密は、紙送りボタンの3回長押しではありません。電源ボタンを1秒以上押して電源を切ってから、〔FEED〕ボタンを押しながら電源ボタンを押して放し、印字が始まったら〔FEED〕から手を離します。出てきたテスト印字の「Network Configuration」の欄の「MAC Addr」が MAC アドレスです(C-4 で開く設定画面の最初の画面の「MAC Address」にも出ています)。操作電源ボタンを1秒以上押して切る→〔FEED〕を押しながら電源ボタンを押して放す→印字が始まったら〔FEED〕を離す→「MAC Addr」を読む
- C-2【ロッキーレジ】MAC アドレスを登録する一覧で対象プリンタの〔編集〕を開き、「ベンダー」がスター精密になっていることを確かめて、「MAC アドレス」に C-1 の MAC アドレスを入れて保存します(「:」は自動で入ります)。ロッキーレジは、この MAC アドレスのプリンタにだけ伝票を渡します。欄が灰色で入れられないときは、同じ画面の「印刷方式(このプリンタ)」を〔サーバーダイレクトプリント〕にすると入れられます。操作一覧の〔編集〕→「MAC アドレス」に C-1 の MAC アドレスを入力→〔保存〕
- C-3【ロッキーレジ】URLを出してコピーする(B-1 と同じ)B-1 と同じ SDP URL を使います。店舗の印刷方式を〔サーバーダイレクトプリント〕に切り替えるのは、C-2 で MAC アドレスを入れてからにしてください(店舗の印刷方式に従うスター精密のプリンタに MAC アドレスが入っていないと、切り替えられません)。発行済みなら〔SDP URL を表示〕から出します。〔トークン再発行〕は押さないでください(押すと URL が変わり、古い URL は約10分後に使えなくなります。いま動いているほかのプリンタもそこで止まるので、全部のプリンタで URL を貼り替えることになります)。〔SDP URL を表示〕が無く「この店舗の URL は表示できません。」と出ているときだけは、〔トークン再発行〕で出し直し、全部のプリンタで URL を貼り替えてください。操作〔トークン発行〕または〔SDP URL を表示〕→〔URL をコピー〕
- C-4【プリンタ本体】設定画面(Web Configuration)を開いてログインするプリンタと同じネットワークにつないだパソコンやタブレットのブラウザで、アドレス欄に「http://」とプリンタのIPアドレスを続けて入れます(例 http://192.168.1.50。IPアドレスは C-1 のテスト印字の「Current IP Parameters Status」の「IP Address」に出ています)。https ではなく http で開いてください(スター精密のマニュアルにも、https で開くと正しく表示されないことがあると書かれています)。管理画面のプリンタ一覧の〔プリンタWEBコンフィグ〕からも開けます。メニューの「Login」から、ユーザー名 root、初期パスワード public でログインします。初めはパスワードの変更を求められるので、新しいパスワードを決めて控えておいてください。操作ブラウザで http://プリンタのIPアドレス→メニュー「Login」→ユーザー名 root / パスワード public→初めはパスワードを変更
- C-5【プリンタ本体】CloudPRNT を設定するメニューの「CloudPRNT」を開き、次の順に設定します。①「CloudPRNT Service」を ENABLE にする。②「Server URL」に、C-3 でコピーした SDP URL をそのまま貼る。③「Polling time」を 10(秒)にする。④「User Name」「Password」は空のままにする。最後に〔Submit〕を押します。操作メニュー「CloudPRNT」→「CloudPRNT Service」を ENABLE→「Server URL」に SDP URL を貼付→「Polling time」を 10→「User Name」「Password」は空→〔Submit〕
- C-6【プリンタ本体】保存して再起動する〔Submit〕のあと、メニューの「Save」を開き、「Save → Restart device」を選んで〔Execute〕を押します。設定が保存されてプリンタが再起動し、伝票を取りに来はじめます。この保存をしないと、設定はプリンタに残りません。操作メニュー「Save」→「Save → Restart device」を選ぶ→〔Execute〕
※ スター精密の公式の手順:mC-Print3 オンラインマニュアル「Star CloudPRNTを利用する」。